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[ 【目黒区 平和祈念のつどい】@区民センター3年ぶりなのか、本区主催の式典が行われる。一般参加者として、犠牲者追悼・平和祈念・核兵器廃絶のお題目のもとに参集した。 遠い昔の話だが、岸は政治学(Political Science)を米国で学んでいた事がある。残念ながら、100ページを超す毎日の読書課題と、毎週提出させられる論文・授業について行けず、学部そのものを経済に変えざるを得なかった悪夢を思い出すが。。 そこで学んだ1つの事は、"Balance of Power"という概念であった。つまり平和というものは、均衡した力と力がお互いに牽制しあった結果、はじめてそのバランスの上に緊張状態で成立するとの事であった。その“緊張”以外に平和を維持することは出来ないというリアリズムは、国際政治経済学を学ぶ者としては当然の概念で、国連で偉かった有名な教授や、ノーベル平和賞を受賞されている先生、東アジア研究で著名な学者さえも同じ事を話される、共通の概念である事に衝撃を受けたものである。それまで、当たり前の様に享受していた戦後日本の幸運な状態は、そんな薄氷の上の様な所にあったものであった。冷戦というバイパワーなる緊張状態は、確かに結果、日本国民にはボケる程までの平和を与えてくれていた。昨今の世界情勢の中で我々は、これまでの様な幸運が当たり前と思い込むのか?はたまたリアリズムの中でどのように変革を遂げるのか、生き残りをかけるのか、、ここ10年の選択が岐路となるものと思う。平和は、決して与えてもらうモノでは無い。 式典で表彰された、小学生川柳に、「平和だけ 願っていても 変わらない」なる句があった。秀逸である。そして時代は変わってきているなぁ、、と思った。 ]

【目黒区 平和祈念のつどい】@区民センター3年ぶりなのか、本区主催の式典が行われる。一般参加者として、犠牲者追悼・平和祈念・核兵器廃絶のお題目のもとに参集した。 遠い昔の話だが、岸は政治学(Political Science)を米国で学んでいた事がある。残念ながら、100ページを超す毎日の読書課題と、毎週提出させられる論文・授業について行けず、学部そのものを経済に変えざるを得なかった悪夢を思い出すが。。 そこで学んだ1つの事は、"Balance of Power"という概念であった。つまり平和というものは、均衡した力と力がお互いに牽制しあった結果、はじめてそのバランスの上に緊張状態で成立するとの事であった。その“緊張”以外に平和を維持することは出来ないというリアリズムは、国際政治経済学を学ぶ者としては当然の概念で、国連で偉かった有名な教授や、ノーベル平和賞を受賞されている先生、東アジア研究で著名な学者さえも同じ事を話される、共通の概念である事に衝撃を受けたものである。それまで、当たり前の様に享受していた戦後日本の幸運な状態は、そんな薄氷の上の様な所にあったものであった。冷戦というバイパワーなる緊張状態は、確かに結果、日本国民にはボケる程までの平和を与えてくれていた。昨今の世界情勢の中で我々は、これまでの様な幸運が当たり前と思い込むのか?はたまたリアリズムの中でどのように変革を遂げるのか、生き残りをかけるのか、、ここ10年の選択が岐路となるものと思う。平和は、決して与えてもらうモノでは無い。 式典で表彰された、小学生川柳に、「平和だけ 願っていても 変わらない」なる句があった。秀逸である。そして時代は変わってきているなぁ、、と思った。
[ 【目黒区 平和祈念のつどい】@区民センター3年ぶりなのか、本区主催の式典が行われる。一般参加者として、犠牲者追悼・平和祈念・核兵器廃絶のお題目のもとに参集した。 遠い昔の話だが、岸は政治学(Political Science)を米国で学んでいた事がある。残念ながら、100ページを超す毎日の読書課題と、毎週提出させられる論文・授業について行けず、学部そのものを経済に変えざるを得なかった悪夢を思い出すが。。 そこで学んだ1つの事は、"Balance of Power"という概念であった。つまり平和というものは、均衡した力と力がお互いに牽制しあった結果、はじめてそのバランスの上に緊張状態で成立するとの事であった。その“緊張”以外に平和を維持することは出来ないというリアリズムは、国際政治経済学を学ぶ者としては当然の概念で、国連で偉かった有名な教授や、ノーベル平和賞を受賞されている先生、東アジア研究で著名な学者さえも同じ事を話される、共通の概念である事に衝撃を受けたものである。それまで、当たり前の様に享受していた戦後日本の幸運な状態は、そんな薄氷の上の様な所にあったものであった。冷戦というバイパワーなる緊張状態は、確かに結果、日本国民にはボケる程までの平和を与えてくれていた。昨今の世界情勢の中で我々は、これまでの様な幸運が当たり前と思い込むのか?はたまたリアリズムの中でどのように変革を遂げるのか、生き残りをかけるのか、、ここ10年の選択が岐路となるものと思う。平和は、決して与えてもらうモノでは無い。 式典で表彰された、小学生川柳に、「平和だけ 願っていても 変わらない」なる句があった。秀逸である。そして時代は変わってきているなぁ、、と思った。 ]

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