【安倍元首相への献花】 7月8日に安倍元首相が凶弾に倒れ、散華なされた事は、何とも後味の悪いものであった。同じ日本人として、同じ風土に生まれ育っても、感覚を共有できない、逸脱してしまう人が、理由はともあれ時に存在しているのは都度感じてしまうが、まさか今回はここ迄かと思う。 長期にわたってその絶対的地位にあった政治家が、突然散華されるという事の意味が未だに整理できない。終ぞご一緒する様な事は一度も無かったし、その政治手法や、諸事象に対して感覚を異にする事があっても、もういらっしゃらない事に、只々喪失感を禁じ得ない。 ともすれば、政治で人が死なない、選挙で不正が起きない筈の日本が変節した事の象徴として記憶されるものと思う。信じる政策に対して、時に命さえ天秤にかけなければならないという真実を、政治を志す人に印象付けた事。生半可な気持ちでやるには、余りに対価が大きい仕事であるという事を、今般の選挙結果に対比して感じてしまったのは、小生1人ではないと思いたい。安倍元首相の死を無駄にしない為にも。 本日は、増上寺で行われていた献花に伺った。多くの方々がその死を悲しみ、同じく献花に来られていた事が何よりも救いであった。阿弥陀様は優しい顔をこちらに向けられていた。慣れない、般若心経を諳んじていた。![[ 【安倍元首相への献花】 7月8日に安倍元首相が凶弾に倒れ、散華なされた事は、何とも後味の悪いものであった。同じ日本人として、同じ風土に生まれ育っても、感覚を共有できない、逸脱してしまう人が、理由はともあれ時に存在しているのは都度感じてしまうが、まさか今回はここ迄かと思う。 長期にわたってその絶対的地位にあった政治家が、突然散華されるという事の意味が未だに整理できない。終ぞご一緒する様な事は一度も無かったし、その政治手法や、諸事象に対して感覚を異にする事があっても、もういらっしゃらない事に、只々喪失感を禁じ得ない。 ともすれば、政治で人が死なない、選挙で不正が起きない筈の日本が変節した事の象徴として記憶されるものと思う。信じる政策に対して、時に命さえ天秤にかけなければならないという真実を、政治を志す人に印象付けた事。生半可な気持ちでやるには、余りに対価が大きい仕事であるという事を、今般の選挙結果に対比して感じてしまったのは、小生1人ではないと思いたい。安倍元首相の死を無駄にしない為にも。 本日は、増上寺で行われていた献花に伺った。多くの方々がその死を悲しみ、同じく献花に来られていた事が何よりも救いであった。阿弥陀様は優しい顔をこちらに向けられていた。慣れない、般若心経を諳んじていた。 ]](https://kishidaisuke.com/blog/wp-content/uploads/2022/07/292998076_531740175372168_3272337633098663685_n.jpg)
[ 【安倍元首相への献花】 7月8日に安倍元首相が凶弾に倒れ、散華なされた事は、何とも後味の悪いものであった。同じ日本人として、同じ風土に生まれ育っても、感覚を共有できない、逸脱してしまう人が、理由はともあれ時に存在しているのは都度感じてしまうが、まさか今回はここ迄かと思う。 長期にわたってその絶対的地位にあった政治家が、突然散華されるという事の意味が未だに整理できない。終ぞご一緒する様な事は一度も無かったし、その政治手法や、諸事象に対して感覚を異にする事があっても、もういらっしゃらない事に、只々喪失感を禁じ得ない。 ともすれば、政治で人が死なない、選挙で不正が起きない筈の日本が変節した事の象徴として記憶されるものと思う。信じる政策に対して、時に命さえ天秤にかけなければならないという真実を、政治を志す人に印象付けた事。生半可な気持ちでやるには、余りに対価が大きい仕事であるという事を、今般の選挙結果に対比して感じてしまったのは、小生1人ではないと思いたい。安倍元首相の死を無駄にしない為にも。 本日は、増上寺で行われていた献花に伺った。多くの方々がその死を悲しみ、同じく献花に来られていた事が何よりも救いであった。阿弥陀様は優しい顔をこちらに向けられていた。慣れない、般若心経を諳んじていた。 ]
