令和2年1月18日㈯@庁舎大会議室新年ボケもソコソコに動き出してはいたが、早くも色々な団体が活動を本格化している事に焦りを覚える。本日は知人が主催である事もあり、「子供の居場所フォーラム」に参加させて頂いた。会場に到着、色々な展示のブースに先ずは足を運ぶと、友人・知人・地域で頑張っている顔見知りの人だらけで、なんだか新年のご挨拶だらけになってしまった。(^_^;) 中でも本日のハイライトは天野秀昭さんによる、プレーパークをという遊び場を通した子供の育みについて体系立てた論考、講演を拝聴する。とても面白い、いつの間にか47を迎えようとするオッサン(岸大介)が“だいちゃん”であった頃の感覚で話の中に引き込まれて行ってしまった。 概して、僕らが子供の頃に普通にあった五感を使った「外遊び」が、「脳力」を引き出すにはいかに最適であるのかという事につきる様であった。そして雑菌だらけの汚さは、オチビ達を強くする最高の土壌であり、同時にそこで自然に醸成されるアイデア達は大人の想定を超える事がしばしば起こりうるという、無限の可能性を持っているとの事。 “だいちゃん”も大変な我がままっ子で自由に育つ反面、人に迷惑をかけて来た事を淡くコンプレックスとして持っており、それが46年経つとこんななっちゃうのだが、氏の講義を聞いて、自己肯定に繋がる。(妻や母、祖母が聞いたらなんと思うやら…。) 第2部のパネルディスカッションでも色々な世代と様々な活動をしてこられた方々の現場に即した考察、意見、アイデアが共有されてとても素晴らしいものであった。中でも、普段の私の活動の一つ、子ども食堂で一緒に活動してくれている現役の高校生2人がそのパネラーに参加しており現役高校生達が生で感じる感覚を地域のお兄ちゃん達として話してくれた。そして彼らを育ててくれたのは、やはりもっと大きい地域のお兄ちゃんお姉ちゃんであったとループして繋がっていた。一人の子供を育てるのは一組の親だけでなく、地域や大人、お兄ちゃんお姉ちゃん達の関係があって初めて成立するもの。おチビにしてみたらそのお兄ちゃんお姉ちゃんは憧れのヒーローであるもの。同い年の集合、つまり学校等での関係ではとどのつまりは“競争”になってしまう反面、学年の違うところでの関係性は未知の可能性を含んでいるとの事、深く感銘を受ける。写真は子供食堂の精鋭達。おチビ達のヒーロー
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