R7.春の予算委 総務款-平和行事への姿勢について【戦後80年・昭和100年に向けて】
【戦後80年・昭和100年に向けて】 平和に向けてという事で伺いたいと思います。本年令和7年というのは、戦後80年・昭和100年でありますから、国民一般としてみたら、文字通り一つの節目の年であると思います。区長の所信表明でも、“平和と人権・多様性を尊重される”という旨は、2度触れておりました。平和都市宣言もされている本区として、本年は特に相応しい取り組みを行ってゆくものと思いますが。では具体的に何を?という事が非常に気がかりであります。流石に今まで通りの定型で…、という訳でも無いと思いますので。何か目新しい企画を考えられるのか?大きな事、話題性のある事、気持ちが伝わってくる様な儀礼等、お考えなのか?伺いたいと思います。 平和・慰霊・誓いに関連しては、これまで私も幾度か総合庁舎に掲げられている日本国旗の半旗・弔旗の掲揚という切り口で、質問を行って参りました。おかげ様で、昨日の東京都平和の日の弔旗掲揚と黙とうには繋がりましたが。以前は、議場の中は弔旗なのに、南口玄関前の国旗は高々と掲揚されている、というチグハグな対応でしたから、1つ改善されたと勝手ながら評価させて頂いております。 さて、この気持ちは先の戦火・戦災における慰霊と平和への誓いに立脚しての事でした。それに加えて、現代社会に今だに引きずってしまっている、リアルな結果としての不条理の解消に向けては、何ができるのか?そういった意味では“啓発”が、これから尚更重要になって来ると思います。 例えば拉致問題や、島々の不法占拠、これらに関しては国がその重責を担う所である事は承知しております。一方で、区民一般に対する社会一般的なな概念に基づく観点からは、継続的に基礎自治体に求められる責務であると思います。既存のオールドメディアの一過性の季節毎のニュースの前に、本区・基礎自治体としての取り組みは何よりも大切で。幼少期の多感な脳裏には、公という概念が刻まれる事と思うからであります。 もとい本区の取り組みでありますが、北朝鮮による日本人拉致問題啓発への取り組に関しては、昨年は区報への掲載がありました。一昨年には請願の採択もありました。以前に比べれば、随分進んでいるとは思いますが。ですが、拉致されている方々の命に、またそのご家族の命に限りがある事に鑑みれば、もっと啓発に繋げる労力を掛けねばならない。まだ扱いが地味かなと思います。 “北方領土問題”では、ウェブ掲載と、総合庁舎に1枚だけポスターを貼って下さいました。ですが、これでは、残念ながら普通に生活している人が目にする事、意識する事、ましてや啓発につなげる事は難しいでしょう。李承晩ライン等という訳の分からない根拠による、“竹島”の不法占拠に関してはポスターの掲示もありませんでした。今も毎日、領海侵犯される“尖閣”しかりです。 概して、区民への啓発活動に対しては、本区でももっと力を入れる事が出来るのではないか?もっと本気になる余地があるのではないか?以前、頂いた答弁は力強かったと思いますが、その割には打ち出しは弱かったのではないかな、、その様に感じております。節目の年でもありますので、この際、啓発等の取り組み、平和への意気込みを伺います。 また予算編成概要の事業内容には、「戦後80年の節目の年を迎えるに当たり、平和記念事業の拡充をお行う。」とありますので、その具体に関しても伺っておきたいと思います。 ≪再質問≫ させて頂きます。ココからは提案も含めての質疑になろうかと思いますが。平和への誓い、その活動に関してであります。少し変わりますが、本区では小中学生の広島への平和特派員派遣事業を継続して行って参りました。毎年その報告を聞く機会には、お陰様で恵まれており、一つの心強さに繋がってはおりますが。この事業についてはもう少しその意義・意味合いについては整理してゆくべきではないかと思うのです。つまり対象を広げ、その可能性を深められるのではないのかと思うのです。例えば、派遣先の都市を毎年広島という事に終始せず、長崎や沖縄と、年度によって訪問先の都市に変化を持たせて、歴史や、学びのテーマの多様化を持たせても良いのではないか?と考えますが、如何でしょうか? また募集人数に対しては、応募の状況はどうなのか?という事も考えねばならないと思います。特派員として派遣される事を望みながらも、選考の過程や、何らかのご事情で、その望みが叶わなかった希望者の気持ちはには、どの様に答えられるのか?くみ上げられるのか?という事です。象徴たる土地に行き、学びを得たい気持ちに優劣は付けられません。 特にお話したいのは、たとえ大掛かりな事業の特派員でなくても、例えば、九段下の遊就館であれば、日帰りで、半日で戦史を学ぶことは出来ます。千鳥ヶ淵戦没者墓苑も隣にありいますから、セットで回れば、学習と問いかけ、慰霊と誓い、これ以上ない学びにつながるであろう事は想像に難くありません。昭和館で戦時下の東京を学ぶ事でもいい。新宿の平和祈念資料館でもいい、霞が関の領土主権展示館でもいい。趣向を凝らして、初めて触れる方々にもわかりやすく、また問いかけを込めてのこれらは、展示となっており、切り口は違えど平和へのいざないがテーマであります。例えばの話です。電車で片道300円か350円ですから、この際、これまでと同等以上にインパクトがある事業、啓発に繋がる行事を、区が主体となって企画すべきであると思いますが如何か? ≪再々質問≫ 平和の話の再々質問でありますが、目黒からグローバルな人材を育てるという事。その為に何が大事なのか?それは、地域や文化への深い愛着、正しい歴史認識、日本人としての誇りです。目黒区から、次の世代の真のリーダーを輩出してゆく、その気概を最後に伺っておきたいと思います。
